暑さ対策
2024/04/25
日々暑くなってまいりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はこれからの暑さ対策についてお話ししたいと思います。
高齢者の場合、突然重症の熱中症になる場合や、死亡例も多いので特に注意が必要です。通常は、気温が高ければ暑いと感じますが、高齢になると暑さを感じにくくなります。すると、熱中症になったことに気がつかず、気づいた時には症状がかなり進行し、重症化してしまっているのです。
高齢者の方々が熱中症を予防するためには、以下の対策を心がけてください。
<水分補給と暑さ対策>
のどが渇いていなくても、こまめに水分を摂ることが大切です。1日あたりの目安は約1.2リットルで、1時間ごとにコップ1杯(約6杯分)を目指しましょう。
エアコンを上手に使いましょう。室内でも熱中症は発生しやすいため、エアコン使用中もこまめに換気を行いましょう。
部屋の中で過ごす際には、すだれやカーテンを活用して直射日光を遮り、風向きを調整して体に直接風が当たらないようにしましょう。
ウイルス感染対策も忘れずに。マスクをしている場合は、激しい運動を避けましょう。
<室内の涼しさを保つ>
エアコンや扇風機を適切に利用し、室内の温度を調整しましょう。風通しの良い環境で過ごすことが大切です。
心臓や腎臓の悪い方や持病をお持ちの方は、かかりつけの医師に相談してください。
<気温や湿度を計る>
高齢者は体温の調節機能が低下しているため、暑さを自覚しにくいことがあります。気温・湿度計を活用して、今いる環境の危険度を知りましょう。
<涼しい服装で過ごす>
風通しの良い服装を選んで、室内外で快適に過ごしましょう。
熱中症は適切な予防をすることによって、100%防ぐことが可能です。脱水と体温の上昇を抑えることが、対策の基本になります。
熱中症を予防するために、上記の対策をしっかりと実践してくださいね。
この記事の監修者
栗田 忠重 Tadashige Kurita
合同会社SORA 代表社員
2007年一般乗用旅客自動車運送事業許可を取得し、静岡県沼津市で介護タクシー業務開始。2013年駿東伊豆消防本部患者等搬送事業者認定・民間救急搬送業務開始。2015年法人化。2021年駿東郡清水町八幡にデイサービスを設立、開業。日々、静岡県から日本全国各地まで搬送業務を行っています。
趣味はアウトドア全般と映画鑑賞(特に歴史映画が好き)。最近はサイクリングにハマっています。
X(旧Twitter) : @SORAsmilesky